
「東京で安い部屋を探したいんですけど、やっぱり無理ですよね?」
不動産会社を訪れるお客様の中には、そうした不安を抱えている方が少なくありません。家賃相場が高い東京だからこそ、「予算が低いと条件に合う部屋はないのでは」とあきらめてしまう人も多いのです。
しかし、ちょっとした視点の変え方や条件の調整、情報の探し方によって、「意外と掘り出し物がある」ことをご存知でしょうか?
この記事では、不動産業界の現場で長年接客してきた視点から、「東京で安い部屋をどう探すか」をテーマに、エリア・条件・検索方法などをわかりやすく解説します。
東京で安い部屋は本当にある?
結論から言えば、「ある」にはあります。ただし、何も考えずに検索しても、目に入るのは大手サイトの上位に並ぶ普通の物件ばかり。家賃6万〜8万円台のワンルームに埋もれてしまい、「やっぱり無理だ」と感じてしまう方も多いです。
でも、条件を工夫すれば、家賃3万円台〜5万円台の物件もまだまだ現存しています。特に、少しクセのある物件や、築年数の古いアパートなどは、しっかり探せば意外な立地に“残っている”こともあります。
- 東京にも家賃3〜5万円台の部屋はまだある
- 「検索の工夫」と「条件の緩和」が鍵
狙うべきエリアと沿線の傾向
都内で家賃が安い傾向にあるエリアは、以下のような特徴があります:
- JR山手線からやや外れた「環七・環八内側」エリア
- 東武東上線・西武池袋線などのローカル沿線
- 板橋・足立・葛飾・北区などの東側エリア
また、アクセスは少し悪くなりますが、多摩地域の駅からバス便エリアや、埼玉県寄りのエリアも候補に含めることで、物件の幅がぐっと広がります。
「池袋に通える範囲」で探すのであれば、和光市や成増、練馬あたりを含めて検索するのも有効です。
- 東側エリアやローカル線沿線は狙い目
- バス便や県境エリアも候補に入れると選択肢が広がる
条件をゆるめると安くなるポイント
家賃を抑えるには、いくつかの条件をゆるめる(または捨てる)覚悟が必要です。具体的には以下のような点です:
- バストイレ別 → ユニットバスや共用でもOKにする
- 築浅 → 築30年以上の木造物件も視野に入れる
- 1階を避ける → 1階限定で安くなることも
- 駅近 → 駅徒歩15分やバス便も含める
- エアコン・洗濯機置場 → 設備がない分安い
もちろん、すべてを我慢する必要はありませんが、どこかで“割り切るポイント”を作ることで、一気に選択肢が増えることがあります。
- 「外せない条件」と「我慢できる条件」を整理する
- 1〜2個の条件を緩めるだけで候補物件が一気に増える
検索サイトの活用法と注意点
賃貸ポータルサイトで「東京 安い 部屋」と検索しても、希望条件の物件がなかなか出てこないことがあります。それにはいくつかの理由があります:
- 「安い物件=広告費が低い」ため上位に出てこない
- 絞り込み条件が厳しすぎて物件が弾かれている
- おとり広告(成約済物件の残骸)が混ざっている
おすすめは、以下のような工夫です:
- 検索条件はなるべく最低限に設定して広く見る
- 築年数や駅徒歩などは一旦外してみる
- 小規模業者の公式HPや地域密着型サイトもチェックする
特に、ネオ・プランニングのような中小不動産会社は「大手ポータルに載せていない激安物件」を直接掲載していることもあるので要注目です。
- 条件を広げて検索、まずは物件を“見る”ことが大事
- 地域密着型の公式サイトや店舗に直接聞くのが有効
ネオ・プランニングが扱う安い部屋とは
池袋を拠点にしている当社「株式会社ネオ・プランニング」では、バストイレ共同やエアコンなし、築古などの訳あり条件を受け入れられる方に向けて、家賃3万円台〜の“現実的な格安物件”をご案内しています。
「それって住めるの?」「どんな物件か見てみたい」——そう思われる方もまずはお気軽にお問い合わせください。すべてを我慢するわけではなく、条件と予算の“バランス”を一緒に考えながら、あなたにとっての最適な部屋を見つけるお手伝いをします。
※このコラムは2025年5月28日時点の情報を元に執筆されています。最新の物件情報や契約条件については、必ずお問い合わせフォームよりご確認ください。